名刺管理アプリ「Eight」にAndroid版、NFC活用の名刺交換に対応へ


 三三株式会社は23日、名刺管理アプリ「Eight(エイト)」のAndroid版アプリを公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。Android 2.3.3以降をサポートしている。

 Eightは、カメラで撮影した名刺をデータ化し、スマートフォンやタブレット端末、PCから名刺情報にアクセスできる無料サービス。名刺のデータ化にあたっては最終的にオペレーターが手作業で入力する。

 利用開始時に登録する自身の名刺をオンライン上で交換できる。例えば、過去に名刺交換した相手が、自らの名刺をEightに登録すると、相手から名刺交換リクエストが届く。これを承認(リンク)すると、相手の名刺が自身の名刺帳に追加される仕組み。

 名刺管理にソーシャルネットワークの機能を盛り込んでいることも特徴のひとつだ。ユーザー自身で作業をしなくても、知り合いの名刺が追加されたり、古くなった情報が更新されるなど、“育つ”名刺帳を実現するという。

 Android版アプリの提供開始にあたり、Facebookアカウントを利用して会員登録する機能も追加。今後はNFC(近距離通信規格)を利用した名刺交換機能を実装し、スマートフォンをかざすだけで相手とリンクし、プロフィール用名刺を交換できるようになるという。

 運営元の三三によれば、2月28日のiPhone版アプリのリリース以降、日々1万枚の名刺が登録されており、現時点でその数は200万枚を突破している。

 Android版アプリのリリースを記念して、Eight専用に設計された名刺の撮影台「Passhern」の新モデルを抽選で2000人にプレゼントするキャンペーンを実施する。iPhone専用に設計された初代Passhernから、新たに高さや角度が調整できる機能が追加されている。

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