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日立社会情報サービス、ITシステムの運用項目設計を短期間で実現する「運用設計サービス」を提供

「OpeLightサービス」を拡充

 株式会社日立社会情報サービスは29日、ITシステム運用の最適化・効率化を支援する「OpeLight(オペライト)サービス」のラインアップにおいて、運用設計テンプレートを活用して短期間でシステムの運用項目設計を行う新メニュー、「運用設計サービス」を提供開始すると発表した。

 「OpeLightサービス」は、休日・夜間のシステム保守にかかる負荷の軽減や、問い合わせ業務の効率化、サービス一覧やSLAに基づいた運用状況の可視化を行い、ITシステムの運用をトータルで支援するもの。今回はそのラインアップに、同社独自の運用設計テンプレートを活用し、短期間での運用項目設計を実現する「運用設計サービス」を追加した。

 この「運用設計サービス」では、日立社会情報サービスの運用スペシャリストが業務開発・インフラ部門と連携し、オンサイト運用サービスやリモート運用サービスにおける運用項目を設計する。その際、同社の運用実績に基づいた独自のテンプレートを活用することで、設計期間の短縮を図るとした。

 なお、同サービスで策定する運用項目としては、窓口業務(問い合わせ)管理、一次対応、障害対応、作業依頼管理、ITシステム運用管理、問題管理、変更管理、構成管理、システムオペレーション(ITシステム運用および業務運用)、サービスレベル管理、セキュリティ管理などが挙げられている。

 また、すでに提供している、運用現場のコミュニケーション・作業管理を効率化するSaaS型運用管理システム「OpeLightシステム」と組み合わせることにより、さらなる設計の効率化が可能とのことだ。

「OpeLightサービス」体系図(枠囲みが拡充部分)