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ウイングアーク1stの帳票基盤、ローコード開発基盤「OutSystems」を連携

帳票運用コストやIT部門の業務負荷を削減

 ウイングアーク1st株式会社は30日、株式会社BlueMemeが販売・サービス提供する米OutSystemsのローコード開発基盤「OutSystems」と、自社の帳票基盤ソリューション「SVF」ならびに電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」が連携したと発表した。

 OutSystemsは、Web・モバイルアプリケーションの設計から運用まで、アプリケーションのライフサイクル全般を効率的に管理できるローコード開発基盤。一方のSVFは、商取引において発生する請求書、納品書、発送伝票や、公的機関が発行する各種証明書などの各種帳票類の設計・出力をオールインワンで実現する総合帳票基盤であり、またinvoiceAgentは、企業間で流通する帳票を集約・配信・最適化できる電子帳票プラットフォームである。

 今回の連携では、帳票基盤を一元化するSVFやinvoiceAgentと、ローコード開発基盤であるOutSystemsの最新バージョンとの容易な連携を可能にするアダプターを、BlueMemeが提供する。これを用いると、SAPなどのERPや、ホストシステムなどを中心とした基幹システムのバージョンアップ、リプレース、追加機能開発を容易に実施できるようになるほか、運用保守までを自社内で行えるようになり、業務システムごとに個別最適化される傾向が強い帳票の運用コストを抑えるとともに、IT部門の業務負荷軽減が実現するとのこと。