マクニカネットワークス、米Violin Memoryのフラッシュメモリストレージを販売開始


Violin Flash Memory Arraysの上位機「V-6000シリーズ」

 マクニカネットワークス株式会社は3日、米Violin Memoryと国内での販売代理店契約を締結し、フラッシュメモリを利用した同社のストレージアプライアンス「Violin Flash Memory Arrays」を提供すると発表した。

 Violin Flash Memory Arraysは、独自のハードウェアRAID機構「vRAID」とNAND型フラッシュメモリを利用した独自のメモリモジュール「VIMM」により構成されるストレージアプライアンス。最大で100万IOPSにも達する持続性のある高速なI/O処理とスパイクフリーな低レイテンシの双方を実現しており、データベース、データウェアハウス(DWH)、仮想デスクトップなどのパフォーマンスを大幅に向上できるという。

 最大容量は、下位機「V-3000シリーズ」で40TB(MLC)あるいは20TB(SLC)、より高速な上位機の「V-6000シリーズ」では32TB(MLC)あるいは16TB(SLC)。

 なおVIMMは、メモリアレイ内のデータを損失することなくホットスワップによる交換を行えるほか、コントローラ(V-6000シリーズのみ)、電源、ファンなどは冗長化されている。

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