丸紅、世界120拠点のメールシステムをExchange Onlineで統合


 日本マイクロソフト株式会社は21日、丸紅株式会社が、世界67カ国120拠点のメールシステムを、日本マイクロソフトのクラウドサービスであるOffice 365のExchange Onlineに統合したと発表した。日本での展開は7月より開始する。

 ワールドワイドに事業を展開する丸紅では、複数のメールシステムが構築・運用されていたが、システムのトータルコスト削減、サーバー更改時の負担解消を目的に、メール
システムのクラウド化を計画。Office 365へ統合することにより、情報企画部の人的資源を、より戦略的な領域に割り当てられるようにしたという。

 すでに、Office 365が正式リリースされた2011年8月から、アジア、中国、中東、アフリカ、欧州、米国などの地域で順次展開しており、9月には日本への展開も完了する予定。これによって、約7500名のユーザーを対象にした全世界共通のメール基盤が確立するとのこと。

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