印西市教育センターがOffice 365 for Educationを導入、教職員間の連携などに利用

　日本マイクロソフト株式会社は6日、千葉県の印西市教育センターが教育機関向けのクラウドサービス「Microsoft Office 365 for Education」を採用したと発表した。4月より、印西市内の小中学校の教職員と児童・生徒が利用開始している。

　具体的には、統合コミュニケーション基盤のLync Onlineを各学校の校長、教頭、養護教諭、事務職員の円滑なコミュニケーションに活用。あわせて、コラボレーション基盤のSharePoint Onlineを教員と児童・生徒の資料などの情報共有に利用する。

　教員はこの環境をコミュニケーションや教材・指導案の作成に活用して、業務の生産性向上を図れるほか、児童・生徒の側では、写真や原稿などを蓄積・共有することにより、さらに日常的にICTを活用できる環境を整えられるメリットがあるという。また、クラウドの利点を活用し、運用コストの抑制、災害対策、自宅からのアクセスなども実現している。