Google Appsの拡張サービス「rakumo」、100名以上の企業・先着100社に10ユーザーを無償提供


 株式会社日本技芸は11日、Google Apps for Business(以下、Google Apps)の拡張サービス「rakumoシリーズ」を訴求するキャンペーンを開始すると発表した。先着100社に、rakumoのカレンダー、コンタクト、ワークフローの3アプリケーションを、10ユーザーまで無償で提供する。対象は、従業員数が100名以上の企業・学校・団体。

 rakumoシリーズは、Google Appsが不足する機能を補い、より便利に使えるようにする拡張サービス。旧来型のグループウェアとGoogle Appsの機能差・操作性のギャップなどを埋めることにより、既存グループウェアのユーザーがGoogle Appsへの移行をしやすくする橋渡しの役割を果たしているとのことで、すでにのべ5万ユーザー以上がrakumoシリーズを活用し、Google Appsへの移行を果たしているという。

 しかし一方で、まずは特定の部署でしっかりと使い込みたい、無料トライアル期間を長く設定してほしいといった要望が寄せられているとのこと。特に、情報システム担当者の数が少ない中堅企業や学校・団体では、クラウドサービスの利用検討に時間を確保しづらい現状があることを受けて、今回のキャンペーンを企画。期間を設けない10ユーザー分のライセンスを先着100社・団体に無料で提供し、rakumoをじっくりと検討してもらえるようにする。

 申し込みは6月11日より開始し、同社の専用Webサイトで100社に達するまで受け付ける。

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