キヤノンITSとSSJのSuperStream事業をSSJへ統合、社名も「スーパーストリーム株式会社」に


 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)とエス・エス・ジェイ株式会社(以下、SSJ)は、5月1日付けで双方のSuperStream事業をSSJに統合すると発表した。同時に、SSJの社名を「スーパーストリーム株式会社」へ変更する。

 経営基盤ソリューションであるSuperStreamは、1995年にSSJが販売を開始し、国内企業向けに事業を展開してきたが、2008年にSSJがキヤノンITSの完全子会社となったことをうけ、翌2009年からは、キヤノンITSが製品の企画・開発を、SSJがマーケティングと販売を担当する体制に変化していた。

 しかし今回、市場の変化への対応や一層のサービス向上を目的に、SSJへ事業を統合し、製販一体となった事業体制を構築することにしたという。また、これを契機に製品と社名のブランド統一を図り、スーパーストリーム株式会社へと社名を変更する。

 なお両社では、新たな体制のもと、主力製品であるSuperStream-NXにおいて固定資産/リース資産管理、人事/給与管理システムなどを新たにラインアップし、さらにクラウドやグローバル対応を強化することで事業拡大を図るとしている。

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(石井 一志)
2012/3/27 16:44