アライドテレシス、大規模ネットワーク向けのシャーシ型スイッチ「SwitchBlade x8100」
SwitchBlade x8100シリーズ |
アライドテレシス株式会社は5日、大規模ネットワーク向けシャーシ型スイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」を2012年第3四半期に提供すると発表した。
「x8100シリーズ」は、大規模ネットワークのコア~エッジまでに適用可能なシャーシ型スイッチ。7Uサイズの筐体「AT-SBx8112」、コントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC400」、4種類のラインカードなどがラインアップされている。
このうち「AT-SBx8112」は、10スロットのラインカードスロットを持ち、10Gigabit Ethernet(GbE)ポートを最大60ポート、GbEポートであれば最大240ポートまで搭載可能。また、コントロールファブリック専用スロットを2つ備えており、CPUの冗長化に対応するほか、ロードバランスで動作する4スロット構成の冗長電源システムを搭載し、筐体内での二重化、CPU高速切り替えをサポートしている。
また、電源/ファン/ラインカード/コントロールファブリックカードはホットスワップに対応。バックプレーン容量は最大800Gbpsで、2013年第3四半期に提供予定のコントロールファブリックカード「AT-SBx81CFC960」を利用すれば、最大1.92Tbpsまで拡張できる予定だ。
OSは、AT-SBx8112は業界標準コマンドを採用したモジュラー型OS「AlliedWare Plus(AW+)」を搭載しているため、ほかの「xシリーズ」スイッチとの組み合わせにより、コアからエッジまでの品質均等化を実現しているとのこと。