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アライドテレシス、シャーシ型マルチレイヤスイッチの4スロットモデル

 アライドテレシス株式会社は9日、レイヤ2/3対応のシャーシ型スイッチ「SwitchBlade x8100シリーズ」のラインアップに、ラインカードスロットを4スロット備えたモデル「AT-SwitchBlade x8106」(以下、AT-SBx8106)を追加すると発表した。12月16日より出荷開始する。また同時に、予備用ファントレイ「AT-SBxFAN06」も提供されるとのこと。

 「SwitchBlade x8100シリーズ」は、大規模ネットワークのコアやエッジに向けたシャーシ型スイッチ。ラインカードスロットを10スロット備えたシャーシ型スイッチ「AT-SwitchBlade x8112」(以下、AT-SBx8112)、コントロールファブリックカード、Gigabit Ethernet(GbE)・10GbE・PoE対応など5種類のラインカードなどから構成されている。

 今回提供される「AT-SBx8106」は、4Uサイズのシャーシ型スイッチ。従来モデル「AT-SB x8112」の小型版に位置付けられ、ラインカードスロットを4スロット、コントロールファブリックカード用スロットを2スロット搭載。シリーズの特徴である冗長性/信頼性/拡張性はそのままに、さらなる省エネ化/省スペース化を実現するとした。

 ソフトウェアについても、「AT-SBx8112」と同様、ネットワーク機能を拡張するプレミアムライセンスや、集中管理を実現するAMF(Allied-Telesis Management Framework)マスター機能などをサポート。ネットワーク管理・運用を簡素化、自動化できるので、コストの最適化を実現するとのこと。

 なお、搭載するネットワークOS「AlliedWare Plus(AW+)」は、バージョン5.4.3から独自のSDNソリューション「unified Virtual Core Fabric(u-VCF)対応」に対応しており、フィーチャーライセンスを追加することで、SDN(Software Defined Networking)機能も利用できる。

 価格は、「AT-SBx8106」本体が82万8000円(税別)、「AT-SBxFAN06」が9万8000円(税別)。

石井 一志