システムインテグレータ、SQL Azureベースのクラウド型DB設計支援ツール
株式会社システムインテグレータと日本マイクロソフト株式会社(以下、日本MS)は8日、クラウド環境におけるデータベース(DB)開発支援ツールの提供で協業すると発表した。
システムインテグレータは、「Microsoft SQL Azure」に対応した「SI Object Browser for SQL」を日本MSと開発し、12月12日より販売する。
SI Object Browserは、DB製品の設計・開発・テスト支援ツール。現在はオンプレミス(社内設置型)のOracle Database版、SQL Server版、DB2版を販売しているが、クラウドベースのシステム開発が急増していることから、ユーザーがクラウド上のDBを効率よく操作・管理できるよう、SQL Azure版を提供する。
これにより多くのエンジニアは、これまでのオンプレミスのDBで慣れ親しんだ操作感のまま、クラウド上のDBを管理できるようになる。また「DB変換機能」を利用することで、オンプレミスのDBを即時にクラウド上のSQL AzureのDBに移行できるという。
今後はSI Object Browser製品ロードマップにおいて、日本MSのサービスや最新技術への早期対応を行うとともに、セミナーなどのプロモーション活動も共同で実施。SI Object Browser for SQLについて、今後3年間に5万ユーザーの導入を目指す。