ニフティクラウドのロードバランサーに「SSLアクセラレーター」オプションを追加


 ニフティ株式会社は21日、パブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」において、ロードバランサーとSSL証明書に関連した機能強化を実施すると発表した。

 まず、通信データの暗号化・復号化処理を専門に行う「SSLアクセラレーター」オプションを、ロードバランサーに追加する。これにより、利用者がサーバーごとに適用していたSSL証明書を、一括してロードバランサーにて適用できるようになるため、サーバーの負荷を軽減できるという。利用料金は無料(別途、SSL証明書の料金は必要)。

 2つ目の強化としては、サーバー台数に関係なく無制限に利用できる、サイバートラストのSSL証明書の提供を開始する。価格は、10万5000円/6カ月、15万7500円/1年、28万9800円/2年。

 これらを組み合わせて利用することで、サーバー増設およびオートスケール時に、サーバーごとにSSL証明書を適用する手間やライセンス費用が削減できるため、よりクラウド環境に適したSSL対応が可能になるという。

 このほか今回は、1日単位で利用できる日本ジオトラストのSSL証明書、ロードバランサーと増設ディスクの従量課金プランも提供開始し、サービスのスモールスタートや短期的なサーバー利用を支援するとのこと。

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