ニフティクラウドでZeus製のレイヤ7ロードバランサーが利用に


 ニフティ株式会社は26日、パブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」において、レイヤ7ロードバランサー対応を同日より開始したと発表した。ニフティクラウドでは、すでにレイヤ4ロードバランサーを提供しており、両社を使い分けることで、柔軟なシステム構築が可能になる。

 レイヤ7ロードバランサーは、HTTPヘッダ情報・URL・Cookieなどの情報に応じてアクセスするサーバーを振り分けられるもの。特に、ソーシャルアプリケーション事業者やECサイト事業者から要望が多く寄せられていたため、今回の対応に至ったという。

 なお製品としては、住商情報システム(以下、SCS)が取り扱う、英Zeus Technology製のソフトウェアロードバランサー「Zeus Load Balancer」を利用しているとのこと。すでにライセンスを保有する企業は、そのライセンスを用いてニフティクラウドへ導入できるほか、ライセンスを保有していない企業は、SCSあるいはその販売パートナーである図研ネットウエイブから購入できる。

 利用にあたっては、ライセンス料以外の追加費用は不要。ただし、ニフティクラウドへの導入を図研ネットウエイブが行う場合は、導入形態に応じた料金がかかるとのことだ。

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