日立電サ、SaaS型eラーニングサービス「HIPLUS/SaaS」


 日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は10日、SaaS型eラーニングサービス「HIPLUS/SaaS」の提供を開始した。

 HIPLUS/SaaSは、企業のeラーニングに必要なユーザー情報の登録、研修の準備・開催・受講管理、学習、学習フォローなどの各種機能をSaaSで提供するもの。クラウド型のため、短期間で導入できるとともに、ユーザー側でのシステム構築・運用が不要となる。

 学習教材については、ユーザーの教育ニーズに合わせてオーダーメイドコンテンツ制作からレディメイドコンテンツの提供まで幅広く対応する。また、文書作成ソフトやプレゼンテーションソフトなど使い慣れたツールで作成した研修資料を利用して、ユーザー自身でのコンテンツ制作も可能。制作コンサルティングにも対応する。

 また、同時ログインライセンス数による課金体系を採用。登録ユーザー数に応じたID購入が不要となりコストを抑えられる。グローバル対応としては、日本語・中国語・英語の3カ国語に対応。このほか、複数の部署にまたがった研修の実施や、上長による複数部署の学習状況管理など、さまざまな研修運用に必要な機能を搭載している。

 初期費用は31万5000円、月額費用は同時ログインライセンス10IDで7万3500円、25IDで15万7500円、50IDで29万4000円、100IDで52万5000円、200IDで99万7500円。日立電サでは、2012年度までに年間1億円の売り上げを目指す。

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