日立情報と日立電サ、オープンなクラウドマーケットプレース「MINONARUKI」を開設
株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)と日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は13日、クラウドサービスをユーザー自らが注文・導入できるオープンなマーケットプレース「MINONARUKI(みのなるき)」を開設すると発表した。同日よりサービス販売を開始する。
「MINONARUKI」では、日立グループのクラウド体系「Harmonious Cloud」のオープンなクラウドマーケットプレースとして、日立グループ以外のサービスベンダーも含め、多くのサービスを集約。操作デモ、画面イメージ、導入事例、資料ダウンロードなど、クラウドサービスの内容を容易に理解できるコンテンツも準備しているため、中小・中堅企業などが、自社に適したクラウドサービスを容易に検討・選択できるという。
また、無料トライアルの提供、クレジット決済によりサービスを購入できる仕組みなども用意されているので、試用から購入までを容易に行い、クラウドサービスをすぐに利用開始することも可能とのこと。
またサービスベンダー側に対しては、SaaSの稼働基盤などもワンストップで提供可能なため、「MINONARUKI」を利用して手軽にサービスを提供・販売できるメリットもあるとしている。
サービスとしては、製造業、サービス業、建設業、ホテル業など幅広い業種で利用できる会計、生産管理、顧客管理、原価管理、ホテル管理、グループウェア、ITサポートなど、60種類以上のサービスを取りそろえた。
なお今後、Harmonious Cloudを推進する日立、日立情報、日立電サ、日立ソリューションズの4社は、各社のクラウドサービスを「MINONARUKI」を通じて紹介・拡販するとともに、サービスベンダーの募集なども共同で行っていく予定だ。