TIS、被災企業・自治体などに企業向けPaaS/IaaSを6カ月間無償提供


 TIS株式会社は17日、東日本大震災の復興支援として、企業・自治体などに対し、ITリソースを6カ月間無償提供すると発表した。申込期間は4月15日までだが、状況に応じて延長を検討する。

 今回提供されるのは、企業向けPaaS/IaaS「TIS Enterprise Ondemand Service」で、震災に関する情報発信のためのIT基盤に影響を受けている企業・自治体に加えて、震災に伴う計画停電の影響がある、震災の影響で自前でのシステム運用が困難、といった課題を抱えている一般企業なども対象になる。

 具体的な要素としては、インターネット接続(グローバルIPアドレス×1)、仮想マシン「モデルCompact(SATAディスク)」2台分、仮想マシンの起動・停止などのオペレーションを行えるポータルサイトが用意される。

 なお、今回のサービスは、主に関西地区のデータセンター「心斎橋 gDC」から提供されるとのこと。

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