「LinuxCon Japan」6月開催~Linux20周年の今年は、創始者Linus Tovalds氏が来日


2009年「第1回Japan Linux Symposium」でのLinus Tovalds氏

 Linuxの開発者が集まる国際カンファレンス「LinuxCon Japan 2011」が6月1日から3日にかけて、パシフィコ横浜で開催される。主催するThe Linux Foundationは2月18日、カンファレンスの概要を発表し、基調講演にLinuxの生みの親であるLinus Tovalds氏が来日することを明らかにした。なお、今年はLinux誕生20周年にあたる。

 基調講演には現在のところ、Linus Tovalds氏のほか、The Linux FoundationのエグゼクティブディレクターのJim Zemlin氏、The Linux FoundationのボードメンバーでLinuxのSCSI subsystemのメンテナーであるJames Bottomley氏、Linux開発ニュースサイト「Linux Weekly News(LWN)」のJon Corbet氏が予定されている。そのほか、昨年のLinuxCon Japan Tokyo 2010と同様に、Linuxカーネルのコア開発者によるパネルディスカッション「Kernel Developers Panel」を開く。

 新しい試みとしては、アジアのLinuxカーネル開発者を集めたパネルディスカッション「Asia Developers Panel」を予定している。昨年のJapanese Kernel Developer Panelをアジア全体に拡大するもの。The Linux Foundationのジャパンディレクタの福安徳晃氏は、「最近、韓国や中国などアジアからのLinuxカーネルへのコミットメントが増え、企業のLinuxへの投資も伸びている。アジアのLinux開発者どうしや、アジアの開発者とワールドワイドなコア開発者とで交流できる場を持ちたい」と抱負を語った。

 一般のセッションは、技術発表申込み(CFP:Call for Participation)の中から決める。福安氏は「LinuxConは、著名な人の講演を聞くだけの場ではなく、技術的な課題を解決するための場でもある。だからCFPで応募してもらうことが重要」と説明し、「特に、若手Linux技術者にとって甲子園やワールドカップのような存在になり、モチベーションを高められれば」と語った。

 LinuxCon Japan 2011は現在、CFPおよび参加登録の受付中。CFPの受付期間は3月11日まで。参加費用は、2月20日までが$100、4月20日までが$150、それ以降が$200(日付はいずれも米国太平洋夏時間)。


LinuxCon Japan 2011で予定されている基調講演。Linus Tovalds氏も来日するLinuxCon Japan 2011で発表が予想されるテーマ。実際の発表は応募により決まるため現在は未定
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