アシスト、技術者トレーニングとサポートをセットにした「PostgreSQLスタートキット」


 株式会社アシストは18日、オープンソースデータベース「PostgreSQL」と、トレーニング、製品サポートをセットにした「PostgreSQLスタートキット」の販売を開始すると発表した。

 アシストでは2009年10月から、「PostgreSQL」に関する製品サポート、導入、データ移行、バックアップ/リカバリ設計、実装などの各種支援サービスを開始しているほか、2010年4月からは、国内初となる24時間365日対応の製品サポートを開始している。また、サポート対象が、使用するサーバーのCPU数やシステム数に制限されないサイト契約、問い合わせ窓口契約などの価格体系を7月より追加するなど、PostgreSQLに対する支援内容を拡充してきた。

 今回提供を開始する「PostgreSQLスタートキット」は、PostgreSQL技術者育成のための教育サービスと製品サポートをセットで提供するサービス。PostgreSQLを社内システムや自社ビジネスで活用したい企業を主な対象として考えているという。

 トレーニングの内容としては、アシストが5月から提供し、概要から監視、チューニングまでを幅広く習得できる「PostgreSQL教育」サービスをカスタマイズ。PostgreSQL導入や運用管理に必要な実習を加えて、より実践的な講習に仕上げたという。このトレーニングはプライベートセミナーとして開催され、10名までが受講できる。

 さらに、採用評価や採用後の開発、運用時に生じた疑問や問題は、アシストのサポートセンターに問い合わせることが可能なため、スムーズな開発・運用を支援できるとのこと。窓口にエントリーできるのは1名で、期間は1年間。対応時間は平日の9時~17時、問い合わせ方法はWeb・メール・電話となっている。

 アシストでは、PostgreSQLを新規に採用する企業に加えて、導入済みの企業が社内で展開していく場合の支援メニューとしても、積極的に提案していく考えだ。

 価格は151万5000円(税別)だが、2011年4月までは、35%引きの99万8000円(税別)で提供する。

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