アシスト、「PostgreSQL」関連サービスをクラウド・仮想化向けに拡張


 株式会社アシストは6月7日、オープンソース・ソフトウェアのデータベース・システム「PostgreSQL」で、従来の物理CPU単位でのプロダクト・サポート提供に加え、クラウド・仮想化した用途向けに事業所(サイト)単位および問い合わせ窓口単位でのサポート・メニューを新設。同日提供を開始した。

 アシストでは、「PostgreSQL」に関する支援サービスとして、平日9時から17時に限定したエントリー/スタンダードレベルのサポート、および24時間365日対応のエンタープライズレベルのプロダクト・サポートを提供してきた。

 今回、従来サービスプランに加え、営業所や事業所などの物理的な場所を限定した「サイト契約」と、利用者を限定した「問い合わせ窓口契約」の2つのメニューを追加したもの。

 アシストでは、今後「PostgreSQL」がASPサービスのバックエンドRDBMSや、HaaS、PaaSなどのクラウドサービス上、企業内システムの仮想化環境などでの採用が増えることを予想。新しい契約メニューは、問い合わせ数、インストール数、サーバー数、データベース数、CPU数などにサポートコストが依存しないサポート契約形態として用意した。

 例えば、ASPサービスや仮想化環境上に多数の「PostgreSQL」を採用している場合でも、問い合わせ窓口担当者が1名であれば、1名分のコストでサポートが受けられる。また、サイト契約であれば商用データベースの1CPUライセンス費用と同等のコストで、無制限の「PostgreSQL」のサポートを受けることができる。

 「サイト契約」「問合せ窓口契約」とも、問い合わせ担当者数、問い合わせ回数、物理CPU数、インストール・ノード数、データベース数がすべて無制限。料金はスタンダードコースで、「サイト契約」の基本サポートが480万円(税別)。「問い合わせ窓口契約」の基本サポートが、82万5000円(税別)。

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