G Data、一括管理型ウイルス対策製品バージョンアップ版を本日発売
G Data Software株式会社は6月23日、株式会社グローバルワイズを一括管理型法人向け製品の国内における販売総代理店として、「G Data AntiVirus Business ver.10.5」と「G Data ClientSecurity Business ver.10.5」の2製品を発売すると発表した。
「G Data AntiVirus Business ver.10.5」は2種類のスキャンエンジンを搭載したウイルス対策ソフト。OS関連の重要データや主要ソフトのDLLファイルなどはホワイトリストで除外することで高速化を図るとともに誤検知を防止する。
また、法人向けに一括管理機能を備え、マネジメントサーバー機から全クライアント機を管理でき、ウイルスガードの全プロセスをバックグラウンドで実行できる。価格は4~9ライセンス時のOSあたり単価が5500円。
「G Data ClientSecurity Business ver.10.5」は、上記の「AntiVirus Business」の機能に加え、ファイアウォール機能を搭載したバージョン。ウイルス対策に加え、スパムや外部からの不正アクセス対策も実装する。価格は、4~9ライセンス時のOSあたり単価が5900円。
価格については、キャンペーン価格を用意しているほか、10ライセンス以上の価格プランも別途用意する。
従来バージョンからの主な変更点は、まずWindows 7に対応した点が挙げられる。また、リモート管理を拡張し、ファイアウォールがリモート管理できるようになったほか、オフサイトコンフィグレーション機能を搭載。管理者が「オフサイトコンフィグレーション」を有効にすると、クライアントPCが社外ネットワークに接続した際に、ファイアウォールのON/OFFやルールセットの変更をクライアントPCで設定可能になった。
そのほか、管理機能では、Administratorメイン画面のネットワーク一覧部分でPC名の検索が可能になり、コンピュータ検索時に指定できるIPアドレスの指定範囲が広がるなどの点も強化された。
「G Data ClientSecurity Business Ver.10.5」ファイアウォール管理画面 | オフサイトコンフィグレーション機能 |