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グレープシティ、JavaScript帳票ライブラリ「ActiveReportsJS V4.1J」を提供、レイアウト自由度の高いレポートデザイン形式を新搭載

ActiveReportsJS V4.1J

 グレープシティ株式会社は13日、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新バージョン「V4.1J」を9月20日にリリースすると発表した。

 新バージョンでは、新しいレポート形式「ダッシュボード」を追加した。「ダッシュボード」はページのサイズや向きなどの制約を気にすることなく、テーブルやリスト、チャートなどのコントロールをレポート上に自由に配置できる。紙への印刷を前提とした従来のレポート形式とは異なり、複数のデータを集約・可視化して、インタラクティブなデータ分析フォームをWebシステムに構築したい場合などに便利なレポート形式となる。

 また、式のカスタム関数をサポートし、JavaScriptで独自の処理を実装した関数をレポート上で「式」として使用できる。あらかじめ用意されている組み込み関数だけでは実現できない計算や制御が可能となる。

 このほか、パラメータ設定のUIをカスタマイズできるようになり、日付範囲やスライダー、ドロップダウンなどのさまざまなUIを使用することで、入力しやすいパラメータ設定項目をビューワ上に表示できる。チャート機能も強化し、Chartコントロールに、新グラフ形式「レンジ」「ゲージ」を追加した。グラフ要素のインタラクティブ性を向上させる「系統・凡例のアクション対応」や、日付型軸の表示形式を設定する「日付モード」プロパティなどの機能も追加した。

 ActiveReportsJSのライセンスは1年定額制のサブスクリプション方式で提供され、初回費用は、1開発ライセンスが16万5000円(税込)、1配布ライセンス(1ドメイン)が66万円(税込)。