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メシウス、JavaScript帳票ライブラリ「ActiveReportsJS」の新版をリリース、データソースでCSV形式をサポート

 メシウス株式会社(旧社名:グレープシティ株式会社)は17日、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の新バージョン「V4.2J」を、1月24日にリリースすると発表した。

 新バージョンでは、レポートのデータソースとして「CSV形式」を新たにサポートする。これまで、データソースとして利用できるのはJSON形式のみであったため、CSV形式をデータソースとして利用する場合はJSON形式に変換する必要があった。CSV形式のサポートにより、データ形式を変換する煩雑な作業が不要となり、さまざまなシステムとのデータ連携が簡単に行えるようになる。

 また、JavaScriptフロントエンドフレームワーク「Svelte」のサポートを強化し、帳票ビューワとWebデザイナコンポーネントで利用できる「Svelteコンポーネント」の提供を開始する。これにより、開発者はActiveReportsJSをSvelteアプリケーションにスムーズに組み込める。

 このほか、ブラウザー上で高機能なレポートデザイナを作成できる「Webデザイナコンポーネント」のカスタマイズ機能を強化。日本の帳票開発シーンでよく使われる「和暦書式設定」において、元号の省略表記「明・大・昭・平・令」「M・T・S・H・R」の設定が可能になった。