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バッファロー、リモート管理サービス「キキNavi」を強化 法人向けルーターのゼロタッチ構築やCLI設定ファイル管理が可能に

 株式会社バッファローは2日、リモート管理サービス「キキNavi」において、法人向けルーター「VR-Uシリーズ」の「キキNavi クラウドゼロタッチ」対応をはじめとしたアップデートを実施したと発表した。

 キキNaviは、インターネットを経由して遠隔のNASや法人向けルーター、無線LANアクセスポイント、スマートスイッチなどを管理可能にするリモート管理サービス。HTTPS通信を行える環境であれば特別なネットワーク設定は不要で、対応機器の状態を常に監視し、障害発生の際には直ちに管理者へ通知する機能も備えている。

 また、現場での設定作業なしで機器の運用を開始できる「キキNavi クラウドゼロタッチ」機能が提供されているが、今回は法人向けルーターのVR-Uシリーズが同機能に対応。シリアル番号とMACアドレスによりルーターをキキNaviへ登録可能になった。

 登録したルーターには設定情報を一括して割り当てることが可能で、設置先で機器をインターネットにつなぐだけで設定情報が自動的に反映されるため、現場での事前キッティングや設定作業を行うことなく、スムーズに運用を開始できる。なお、ルーターからキキNaviへの接続については、IPv6通信による接続に対応しており、IPv4 over IPv6の通信サービス環境においても「キキNavi クラウドゼロタッチ」を利用できるとのこと。

 さらに、キキNavi画面上から、従来の設定ファイル(bin形式)に加え、CLI形式の設定ファイルをダウンロードできるようになった。これにより、画面上でルーターの設定内容を容易に確認・管理可能になったほか、変更したい設定項目のテキストを書き換え、キキNavi上でルーター用の「プロファイル」として新規作成することで、遠隔から対象のデバイスへ新たな設定を割り当てる、効率的な運用に対応するとしている。

 このほか、USBメモリを使用したルーター設定の自動復元において、新たに複数台のルーターへ連続して設定復元作業を行えるようになった。

 これらの機能は、「VR-U500X」「VR-U300W」の両製品が対象となる。

VR-U500X(左)とVR-U300W(右)

 また、今回のアップデートでは、キキNavi全体の運用管理機能の改善も行われた。まず、キキNaviから送信されるイベント通知メール(エラー発生等の通知)のデバイス情報に、従来のホスト名・設置場所に加えて、「機器のシリアル番号情報」が追加された。これにより、管理者はメールを確認するだけで、エラーが発生した個体を即座に識別・特定できるようになった。

 加えて、管理画面におけるグループの選択方式を、従来のドロップダウンリスト形式からダイアログ形式へと変更した。ダイアログ内では「デバイスグループ名」および「説明」欄を対象としたキーワード検索が可能。1ページあたり50件のページング表示に対応しており、特に多台数の機器を管理する大規模環境において、目的のグループを素早く選択できるようになったとしている。