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バッファローのリモート管理サービス「キキNavi」、法人向けルーターの一括設定変更機能を提供開始

デバイス一覧に表示される情報のCSV出力にも対応

 株式会社バッファローは8月29日、リモート管理サービス「キキNavi」において、法人向けルーター「VR-Uシリーズ」の一括設定変更が可能となるファームウェアを同日より提供開始したと発表した。

 CLIコマンドをテキスト形式(*.txt)で保存したファイルを「キキNavi」に登録することで、定義した設定を選択したルーターに一括設定できる。これにより、ルーターの設定を遠隔から一括で行えるため、例えば、多店舗展開を行うコンビニエンスストアや飲食店、サービス業の運営企業など、複数拠点の機器を一括で管理するネットワーク管理者の負荷を軽減するとしている。

 なお一括設定可能な項目は以下の通り。

・インターネット設定
・LAN設定
・ルーティング設定
・ファイアウォール設定
・UTM設定
・VPN設定
・ネットワーク設定
・Wi-Fi設定
・管理設定

 また「キキNavi」において、デバイス一覧に表示される情報をCSV形式で出力する機能も追加された。ホスト名、シリアル番号、型番、LAN IPアドレス、MACアドレス、ファームウェアバージョンなどさまざまな情報を出力可能で、登録機器一覧の作成時など、機器管理において活用できるとのこと。

 なお、これらの新機能を利用するためには、対象製品(VR-U500X、VR-U300W)のファームウェアを最新版に更新する必要がある。

VR-U500X