ニュース

JSOL、製造業の設計・品質保証部門向けに特化したリスクアセスメントサービス「TASTO.navi」

 株式会社JSOLは1日、製造業の設計・品質保証部門におけるリスクアセスメント(事前のリスク評価)を支援するサービス「TASTO.navi(タストナビ)」の提供を開始した。1回のトラブルが大きな損失につながりやすいリスクアセスメント領域にフォーカスした意思決定ナビゲーションサービスとして、設計部門および品質保証部門向けに先行リリースする。

 「TASTO.navi」は、過去の不具合情報や技術資料、熟練者の判断観点を基に、「何を確認すべきか」「どの観点が抜けやすいか」を段階的に提示する、製造業に特化したサービス。相談内容に応じてその背景を読み取り、過去の不具合情報や技術資料、ベテランの判断観点など複数の切り口で自社ナレッジを段階的に引き出せる点を特徴としている。

 また、確認するべき項目や想定されるリスク、その対応策などを提示し、判断に至るまでのプロセスを支援できるため、現場は単なる検索結果の一覧ではなく、「何を考えればよいか」「どの観点が抜けやすいか」を把握しながら判断を進められるという。これにより、従来、過去事例の探索や有識者への確認に要していた時間を短縮し、設計業務に集中できるようになるとともに、設計の手戻り削減による開発期間の短縮や、判断遅延による再作業の低減、問い合わせ削減につながるとのこと。

 さらに、ベテランの思考プロセスを再現することで判断のばらつきが抑制され、品質向上や再発防止に寄与するほか、若手が単独で判断できる範囲が広がることで、組織全体の意思決定力の底上げにも貢献するとした。

 加えて、端的な相談文を入力するだけで、意図の解釈から関連情報の提示、想定リスクの洗い出し、対応策の提示までを一連の流れとして支援でき、既存の自社ドキュメントを整理することなくそのまま活用できるため、初期構築の負荷を抑えながらスムーズな導入を可能にしている。