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TIS、ServiceNowの導入を支援する「ServiceNowオファリングサービス」を提供

 TIS株式会社は17日、ServiceNowの導入を検討している企業向けに「ServiceNowオファリングサービス」を提供開始すると発表した。

 ServiceNowオファリングサービスは、TISのミッションクリティカル領域で培われた知見に基づき、サービスデスクの効率化やIT資産管理、セキュリティ運用の高度化といった企業の課題を起点にした最適な解決策(オファリング)を提案する。

「ServiceNowオファリングサービス」イメージ

 TISはサービス提供の背景として、企業の業務プロセスやシステムを統合するServiceNowの国内需要が高まる一方で、その多機能性ゆえに必要機能の見極めが複雑化し、過剰なカスタマイズや導入後の運用負荷の増大、内製化の停滞などに悩む企業も少なくないと説明する。また、機能利用範囲の特定やカスタマイズ方法の見極めを誤ってしまうことで、導入プロジェクトが不採算化するリスクも指摘されているという。

 こうした課題に対し、TISは金融や産業、公共などの幅広い業界に向けてServiceNowの導入支援を行ってきた知見を生かし、企業ごとに異なるさまざまな課題に即した最適な導入を支援するため、ServiceNowオファリングサービスを提供する。

 ServiceNowオファリングサービスでは、IT運用領域ごとに6つのオファリングメニューを用意。必要機能と不要機能を明確に分離することで導入範囲の最適化を可能とし、コストの精緻化と投資対効果の最大化を実現する。サービスデスクの高度化やIT資産管理、セキュリティ運用など幅広い領域に対応し、企業の業務効率化やガバナンス強化を総合的に支援する。

 6つの課題解決メニューのうち、「サービスデスクの効率化」は、AI活用やFAQの構築で、問い合わせ対応の自動化と標準化を実現する。「ITシステム管理の高度化」は、インシデント対応などにおけるIT運用業務を統合・自動化し、コスト削減やリスク低減を実現する。「リスク対応力の強化」は、構成情報を一元管理し、迅速な障害原因の特定と影響範囲分析を実現する。

 「IT資産管理の最適化・ガバナンス強化支援(ハードウェア管理)」は、資産調達から廃棄までを自動化し、手動作業のコストとリスク削減による運用効率化を実現する。「IT資産管理の最適化・ガバナンス強化支援(ソフトウェア管理)」は、ソフトウェア資産利用状況やライセンス情報を統合管理し、不透明なコストアップを防止する。「セキュリティ運用の高度化」は、インシデント検知から対応、脆弱性管理までを統合・自動化し、担当者の負荷軽減とセキュリティレベルの向上を両立する。

 最適な導入計画の策定からライセンス販売、構築、導入、開発、運用までを見据えた伴走型支援を提供。さらに、TISが得意とするFit&Gap分析を事前に実施することで、現実的かつ無理のない導入計画を策定する。内製化や段階的リリースを考慮したロードマップを提示し、企業の長期的なシステム活用を支援する。これにより、過剰投資や計画逸脱のリスクを抑えつつ、確実かつ無理のない導入を実現する。

 TISは、ServiceNowオファリングサービスについて、2027年度までに総売上高20億円、導入社数10社を目指す。今後はServiceNowのAIエージェントオーケストレーター(AI Agent Orchestrator)を活用した機能や運用高度化メニューを強化し、企業の内製化支援とIT運用の高度化を支援していく。