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TIS、企業のIT運用管理の効率化・高度化を支援する「ITSMクイックスタートパッケージ」
ServiceNow ITSM導入から運用状況の可視化までを最短3カ月で実現
2024年6月7日 10:00
TIS株式会社は6日、ServiceNow Japan合同会社の「ServiceNow IT Service Management(ServiceNow ITSM)」の導入から運用状況の可視化までを最短3カ月で実現する「ITSMクイックスタートパッケージ」を、同日より提供開始すると発表した。「ServiceNow導入支援サービス」の追加メニューとして、中堅・成長企業向けに提供する。価格は、利用人数に応じた個別見積もり。
「ITSMクイックスタートパッケージ」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化に伴うシステム増加や管理の複雑化といったITシステム運用における課題を、迅速かつ低コストで解決するサービス。
TISでは、ITリスク管理状況を可視化して、インシデント対応のサイロ化や属人化の解消を図る「ITリスクマネジメントプラットフォーム」を2022年より提供しているが、同プラットフォームとServiceNow IT Service Managementを統合させ、ServiceNow IT Service Managementの初期構築・導入支援、および「ITリスクマネジメントプラットフォーム」によるシステム運用状況の可視化までを実現するという。
具体的には、クラウド運用基盤やセキュリティ機器からのアラートを一元管理するとともに、ワークフローの統合により、担当者間での事象や対応履歴等の情報共有に活用可能なナレッジを形成することで、業務のサイロ化と属人化を解消。また、リアルタイムなシステム運用状況の可視化によって、システムのウイークポイントを把握し、人員配置や委託業者の変更、マネジメントの改善などを提案するといった、運用改善のための素早いアプローチを実現するとした。
標準機能内での提供の場合、ServiceNow IT Service Managementと「ITリスクマネジメントプラットフォーム」の導入を最短3カ月で実施可能。また、導入・運用支援時のレクチャーと、TISが企業ごとに独自に作成した簡易設定マニュアルの提供により、内製化を支援するとしている。