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富士通、生成AIを用いてレガシーシステムのソースコードを解析し設計書を自動生成する新サービス
2026年4月1日 10:00
富士通株式会社は3月30日、生成AIを活用して既存のレガシーシステムに含まれるCOBOL言語などのソースコードを解析し、既存システムの内容を把握するための設計書を自動生成するサービス「Fujitsu Application Transform powered by Fujitsu Kozuchi」(以下、Fujitsu Application Transform)を、国内で提供開始すると発表した。
「Fujitsu Application Transform」は、生成AI技術を用いてアプリケーション資産からプログラム仕様書やジョブフロー図などの設計書を生成する「設計書リバースサービス for アプリケーション資産」の後継となるサービス。同サービスの実績を踏まえて解析技術や設計書生成のノウハウを標準化しており、人手で膨大な時間を要していたプログラム言語の理解から設計書生成までの作業を、有識者がいなくても約1/30に時間短縮できるという。
具体的には、残存する設計情報や既存のプログラムにコード解析技法を活用し、「Fujitsu ナレッジグラフ拡張RAG for Software Engineering」を使ってRAGを管理することで、大量のソースコード間を関連付けて抜け漏れやハルシネーションを防ぎ、解析精度や可読性の高い設計書を自動で生成する。
また、既存システムのソースコードから、抜け漏れがない整合性のとれた設計情報を生成する富士通の独自技術を活用することで、解析が困難なCOBOL言語においても、抜け漏れなく設計書を自動生成可能。通常の生成AIだけの解析と比べて網羅性も95%向上した。さらに、これらの精度向上により、設計書の可読性も従来比で60%向上し、高品質な設計書の生成が可能なことを確認したとしている。
今後は、「Fujitsu Application Transform」の導入支援などのサービスも提供を予定しているほか、設計書自動生成だけでなく、既存資産のソースコードを次に生かすリビルドの機能や、ソースコードを作り直すリライトを自動で行う機能、運用や保守を支援する機能についても、2026年度以降に順次提供開始する予定だ。
