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CTC、SAP Cloud ERP環境を“見える化”するオブザーバビリティソリューション「Figues Owl」
2026年1月15日 13:33
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は14日、CTCの独自ブランド「Figues」の新メニューとして、SAP Cloud ERPのシステム利用状況を一元的に観測・把握するオブザーバビリティソリューション「Figues Owl」を提供開始すると発表した。
「Figues Owl」は、クラウドERP環境の包括的な観測・可視化を実現するソリューション。これを利用すると、運用担当者は、稼働状況、トレース、障害対応、リソース最適化を一元的に把握可能になり、障害発生時の原因特定の迅速化と復旧時間の短縮を実現するという。
例えば、マルチクラウド環境やオンプレミス環境を組み合わせた複雑なシステム構成において、どのAPIから障害を引き起こす呼び出しが発生しているかを、システム横断で把握できるほか、メモリの利用状況を時系列で把握可能なため、コンテナサービスなどのリソース配分を最適化し、コスト削減につなげられるとした。
なお、同ソリューションは、アプリ導入から運用までのライフサイクル管理をカバーし、運用効率化を包括的に支援するSAPの運用管理ツール「SAP Cloud ALM」と、SAPに接続する多様なアプリやインフラを含めたシステム全体をリアルタイムに観測するNew RelicのSaaS型オブザーバビリティ基盤「New Relic」とを連携させて実現している。
また、New Relicは最大7年間のログ保管に対応しているので、監査やコンプライアンス要件への対応にも活用可能。ログ保管の仕組みを別途構築する必要がないため、運用や管理も簡素化されるとのことだ。
提供形態としては、企業の環境への導入やCTC環境での運用代行(マネージドサービス)などを柔軟に選択可能。オンプレミス、SAP BTP、非SAPクラウドを含む複雑な環境において、運用負荷の軽減、障害対応の迅速化、コスト最適化、監査対応の4つの価値を提供することで、クラウドERP運用の高度化を支援する。
