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城北信用金庫、BIPROGYの総合信託業務システム「TrustPORT」を導入
2026年1月6日 10:00
BIPROGY株式会社は5日、城北信用金庫に総合信託業務管理システム「TrustPORT」の提供を開始すると発表した。
BIPROGYは、1970年代から40年以上にわたり、信託銀行や信託会社など数多くの顧客に信託業務システムを提供している。
城北信用金庫は、信用金庫業界で初めて信託業務を5日から開始する。信託業務の事務負担軽減、事務処理時間の大幅な短縮、オペレーショナルリスク軽減を図る上で、TrustPORTの導入が有益と判断し、採用に至ったという。
これまで、個人信託においては、あらかじめ指定した相続人に金銭を支払う遺言代用信託が一般的だったが、認知症患者の増加に伴い、親族や法曹関係者に財産管理を任せることができる「解約制限付信託」や、単身高齢者の増加に対応した、個人が遺言によって遺産を公益法人やNPO法人などの機関に寄付できる「遺贈寄付信託」も注目されている。
城北信用金庫では、TrustPORTを採用したポイントとして、汎用的な信託会計管理が可能な「信託会計システム」だけでなく、遺言代用信託などの機能を備えた「個人信託システム」も実装していることや、各種税務帳票作成機能などを備えているため、コンパクトな陣容で受託財産管理を行える点を挙げている。
また、汎用的な信託会計管理が可能な「信託会計システム」と信託業務ごとの「事務管理システム」で構成されているため、将来的な信託業務拡張時に迅速に対応でき、既存信託業務のデータ移行も容易である点や、SaaSのため短期間での導入と低料金での利用を実現でき、本番稼働後の維持管理コストも抑制できるとともに、当局宛報告書の様式改定など各種制度変更への柔軟な対応も期待できる点を採用理由として挙げている。
BIPROGYは今後も、相続や事業承継といった資産の保全や、資産の戦略的活用といった社会的課題を解決する手段として、昨今ニーズが高まっている信託スキームに対し、豊富な経験とノウハウに基づき、DXを推進し、顧客の信託業務を支援していくとしている。
