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キヤノンITS、FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」のAPI機能を強化 メールでの自動送信に対応
2025年12月24日 12:10
キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は23日、FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」において、API機能を強化した新版「Ver6.03」を2026年1月5日より提供開始すると発表した。
「ライトニングFAX」は、FAXを社内ネットワークシステムに統合し、業務システムと融合したFAX送受信を実現するFAXサーバーシステム。販売管理システムや帳票システムなどと連携し、発注書発行や納期回答をFAXで自動送信したり、受信したFAXを自動的に文書管理システムやOCRシステムへ連携し、処理を効率化したりすることができる。また、企業独自のシステムとも連携可能で、多様な処理の自動化を行えるとのこと。
今回の新版では、ほかのアプリケーションと連携するためのAPI機能を強化し、自動メール送信機能を拡張オプションとして追加した。これにより、FAX送信だけでなく、メールでの受信を希望する取引先への文書送信にも対応するという。
また、帳票内にテキストで埋め込まれたFAX番号を自動で読み取ってFAX送信できる機能も追加された。同機能を利用するとAPIコマンドファイルの作成が不要となるため、FAX業務の自動化推進を支援できるとしている。
価格は利用規模に応じた個別見積もりとなるが、参考として、「ライトニングFAX」本体が17万円(税別)から、「APIモジュール 自動メール送信機能拡張」が35万円(税別)からとなっている。
