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BIPROGY、セキュリティを中心に据えた運用体制の最適化を支援する「Microsoft 365 運用支援サービス」
2025年12月3日 11:00
BIPROGY株式会社は2日、Microsoft 365の導入・構築・展開・利活用などを支援する「Microsoft 365向けエンタープライズサービス」において、セキュリティを中心に据えた運用体制の最適化を支援する「Microsoft 365 運用支援サービス」を提供開始すると発表した。
「Microsoft 365 運用支援サービス」は、Microsoft 365の導入企業に対して、セキュリティを中心に据えた運用体制の最適化を支援するサービス。セキュリティ基準を維持・管理し、運用で生じる課題やニーズに対する設定およびポリシーの見直し・再設計を行いながら、信頼性の高い環境の維持をサポートするという。
そのために、1)ID&アクセス管理サービス、2)コラボレーションツール運用サービス、3)PC&スマートデバイス管理サービス、4)セキュリティ監視運用サービスといった4つのサービスメニューを用意した。
1)では、不正アクセスや乗っ取りなどのリスクを防ぐための最重要領域であるIDの管理を支援する。具体的には、Microsoft Entra IDを中心として、クラウドIDのユーザー管理、条件付きアクセスポリシーの設計、セキュリティ監視、アプリケーション連携(SAML/SCIM)の証明書の更新、利用状況レポートの作成などを支援し、ID管理の効率化とセキュリティ強化をサポートする。
また2)は、Exchange OnlineやMicrosoft Teamsといった、日々の業務で最も利用されるコラボレーションツールの運用を支援するメニューで、情報漏えいの原因となる、誤った共有設定やゲストアクセスの管理不備を防ぐためのポリシー設計と監視を支援する。ここでは、Exchange Online ProtectionやTeamsポリシーなどのセキュリティ対策、セキュリティ監視、メールボックス・電話帳・メールフローの管理、チーム・ゲストの管理、利用状況のレポート作成などを通じて、コミュニケーション基盤の安定運用を図るとした。
3)では、社外からのアクセスやBYODが一般化する状況を踏まえて、デバイスのセキュリティ状態の把握や制御を支援する。そのために、鍵となるMicrosoft Intuneを活用した一元管理に必要な、コンプライアンスポリシーの適用を含むセキュリティ対策、セキュリティ監視、デバイス管理、アプリケーション配布におけるバージョンアップ対応、利用状況のレポート作成などをサポートするとのこと。
最後の4)は、インシデントの早期発見と被害最小化に直結する、リアルタイムで脅威を検知・対応する体制の整備を支援するメニュー。Microsoft Defender for EndpointとMicrosoft Defender for Cloud Appsを用いて、セキュリティ対策の実装から、脅威検知・監視、利用状況の把握、問い合わせへの対応までを一貫して支援し、多層的なセキュリティ運用を通じて、安全なMicrosoft 365環境の維持をサポートするとしている。
