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ハイレゾ、NVIDIA B200搭載のGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN 計算クラスター B200」を正式提供開始
2025年11月18日 06:30
株式会社ハイレゾは17日、NVIDIA B200クラスター構成の環境をGPU1枚・1分単位の課金で提供するサービス「GPUSOROBAN 計算クラスター B200」を正式リリースした。
GPUSOROBAN 計算クラスター B200は、10月7日に「NVIDIA B200搭載マルチノード型ハイエンドGPUクラスタ」として発表していたサービスを正式リリースしたもので、NVIDIA B200を搭載した高性能クラスターを、ポイント制で手軽に利用できるクラウドサービス。GPUを1枚・1分単位の課金で利用でき、コストを最小限に抑えられる。面倒なクラスター構築は不要で、すぐに計算環境を整え、研究や開発に集中できるシンプルなソリューションとして提供する。
料金プランとして「共有プラン」と「専有プラン」の2種類を用意。「共有プラン」では、ポイント制でGPUを1枚・1分単位で利用でき、ジョブ実行時間に応じた課金のため、コストを最小限に抑えられる。GPUを1枚・1分単位で利用でき、ジョブ実行時間に応じた課金により、コストを最小限に抑えられる。GPUは1枚単位で指定可能なため、小規模な検証から大規模なマルチノード学習まで、ニーズに合わせて柔軟なスケールアップ・スケールダウンができる。
一方「専有プラン」はクラスター全体を専有して利用できるため、長期運用や安定したパフォーマンスを重視する用途に適したサービスとなる。
NVIDIA B200は、前世代のH100と比較して学習速度が3倍に、GPU間通信が3倍に高速化され、GPUメモリ容量は2倍以上に向上している。ノード間のネットワークにはEthernetを上回る高速なInfiniBandを採用し、次世代の計算負荷にも対応する。
ジョブスケジューラのSlurm、Singularityコンテナ、Lustreファイルシステム、MPIなど、あらかじめ構築されたクラスター環境をすぐに利用できる。
専門エンジニアが導入時の支援から運用開始まで対応。スムーズな立ち上げと迅速なトラブル対応により、研究開発に安心して専念できる環境を提供する。
