ハイレゾ、NVIDIA HGX B200インスタンスの事前予約を開始

　株式会社ハイレゾは5日、GPUクラウド「GPUSOROBAN」で、NVIDIAの最新アーキテクチャ「Blackwell」を搭載した「HGX B200」インスタンスの予約受付を開始した。

　NVIDIA HGX B200は、AIや機械学習のワークロード向けに最適化されたプラットフォームで、従来のH100と比較して最大3倍の速度でLLMのトレーニングが可能。特に、AI学習やディープラーニングといった計算負荷の大きな処理において、高い演算性能と効率性を発揮する。

　NVIDIA HGX B200 GPUインスタンスのスペックは、GPUがNVIDIA B200 SXM×8、GPUメモリが総計1440GB、GPUメモリ帯域幅が総計62TB/s（7.7TB/s×8）。GPU間通信（NVLink）は総計14.4TB/s（1.8TB/s×8）。vCPUは112コア相当、システムメモリは4TB相当、ストレージは30TB（NVMe）。演算性能は、FP16 Tensorコアが総計36PFLOPS（4.5PFLOPS×8）、FP8 Tensorコアが総計72PFLOPS（9PFLOPS×8）、FP4 Tensorコアが総計144PFLOPS（18PFLOPS×8）。リージョンは日本。

　NVIDIA HGX B200 GPUインスタンスの価格（税込）は、通常が月額297万円、5年契約の場合で月額240万円など。