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エーピーコミュニケーションズ、短期・小規模から始められる「Prisma Access」のPoCサービスを提供
2025年11月13日 16:35
株式会社エーピーコミュニケーションズは12日、パロアルトネットワークス株式会社(以下、パロアルト)のクラウド型SASE(Secure Access Service Edge)ソリューション「Prisma Access」を短期間・低コストで試用できる「Prisma Access PoCサービス」の提供を開始すると発表した。
ゼロトラストとネットワーク最適化を融合した「Prisma Access」は、多様化する業務環境を支える次世代のセキュリティ基盤として注目されているが、検証環境の準備工数や費用、社内稟議(りんぎ)の根拠となるデータ不足などが導入のハードルとなり、検討が長期化しやすい課題があるという。
そこでエーピーコミュニケーションズでは、今回、パロアルトの公認サービスプロバイダー(CERTIFIED PROFESSIONAL SERVICES PARTNER:CPSP)として培った知見を生かし、「Prisma Access」のPoC(概念実証)支援サービスとして、短期・小規模から始められる「Prisma Access PoCサービス」を提供するとした。
「Prisma Access」のPoCを通じて、アクセス制御・通信経路の最適化・クラウド/拠点間接続などの主要機能を実際に検証しながら、ゼロトラストの考え方に基づくセキュリティ運用を具体的に体感可能。期間中は同社のエンジニアが伴走し、構成の妥当性確認、運用想定に基づく評価観点の整理、リスクと改善余地の洗い出しまでを支援する。
また、終了後は効果測定レポートを提示し、社内稟議に必要な定性・定量の判断材料を提供するとのことだ。
「Prisma Access PoCサービス」を活用すると、実運用に近い形で導入前の不確実性を解消できる点がメリット。PoCで得られるログや検証データをもとに、セキュリティポリシー適用や拡張時のボトルネックなどを具体化し、製品の操作性や運用イメージ、投資対効果(ROI)の観点から、導入可否を早期に判断可能になるという。さらに、PoCの結果を本番設計へ反映することにより、本番導入時の手戻りを防ぎ、スムーズな移行を実現できるとしている。
