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日立ソリューションズのサブスク管理基盤「BSSsymphony」、Webポータルを迅速に構築可能な新オプションを提供

 株式会社日立ソリューションズは6日、さまざまな業種のサブスクリプションビジネスの顧客管理から決済までを支援する「BSSsymphony(ビーエスエスシンフォニー)サブスクリプションプラットフォームサービス」(以下、BSSsymphony)を拡充すると発表した。契約者との接点として重要なWebポータルを、セキュアかつ短期間で構築できる「BSSsymphony サブスクリプションプラットフォームサービス ポータル基盤オプション」(以下、ポータル基盤オプション)を11月7日から提供開始する。

 「BSSsymphony」は、サブスクリプションビジネスを運用するうえで必須となる、定額・従量などの複雑な料金設定や、定期的に発生する課金請求、契約、物品管理といった業務を支援するプラットフォーム。ガス業や製造業などの幅広い業種のサブスクリプションビジネスにおいて、その立ち上げに必要な契約管理や課金請求の効率化を支援してきた実績を持つという。

 今回はそのラインアップに追加された「ポータル基盤オプション」では、Webポータルの迅速な構築を支援する。具体的には、強固なセキュリティを備える米Acquiaのコンテンツ管理システム上で、サブスクリプションビジネスに必要なWebポータルを構成する申し込み用Webページ、契約者向けWebページのテンプレートを、日立ソリューションズが開発して提供するため、構築期間を大幅に短縮できるとのこと。

 このWebポータルでは、「BSSsymphony」で管理する契約情報や課金・請求情報と連携可能となっており、運用・管理業務の効率化に加えて、顧客満足度や継続利用率の向上に必要な契約者向け業務までをトータルに支援可能。また、日立ソリューションズが蓄積してきた知見とノウハウを基に、サブスクリプションビジネスの成長に伴うカスタマイズや、サービス事業者のWebポータル全体の構築支援にも対応するとしている。