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日立ソリューションズ、サブスクビジネス支援「BSSsymphonyクラウドサービス」にダッシュボード機能を標準搭載

 株式会社日立ソリューションズは3日、サブスクリプションビジネスに必要な顧客管理、契約、課金・請求、決済などをクラウドサービスで提供する「BSSsymphonyサブスクリプションプラットフォームサービス(以下、BSSsymphonyクラウドサービス)」について、加入者数や収益、解約率などの推移をダッシュボードで可視化する「データ利活用サービス」を追加し、9月4日に提供開始すると発表した。

 BSSsymphonyクラウドサービスは、サブスクリプションビジネスにおける顧客管理・契約管理・ユーザーの課金請求に関する業務を、トータルでサポートするサービス。従来は、データを有効活用するための集計や加工は個別に実施する必要があったが、今回、顧客の要望に応じ、サブスクリプションビジネスの加入者数や収益などを、BSSsymphonyクラウドサービスにダッシュボードで可視化する「データ利活用サービス」を提供する。

 データ利活用サービスでは、加入者数、売り上げ、収益、債権、解約率などの推移を確認できるダッシュボードを標準で提供。事前の個別設定が不要のため、サービスを導入するだけで、すぐに利用できる。また、顧客によるカスタマイズも簡単に行え、要望に応じて顧客専用のダッシュボードの構築も行う。

 ダッシュボードには、BIツールとして世界トップクラスのシェアを誇る「Tableau」を採用。日立ソリューションズが、Tableauの社内での活用経験と顧客導入実績で得た、現場で生きる知見とノウハウを生かした、分析すべきポイントを可視化するダッシュボードを提供する。

 また、顧客管理・課金・請求ソリューション「BSSsymphony」のパッケージ版で培ってきた知見やノウハウを生かし、BSSsymphonyクラウドサービスと合わせてサービスを提供することで、サブスクリプションビジネスを新規で始める事業者や、既に開始している事業者に向け、導入支援コンサルティングから、顧客管理、契約、課金・請求、決済、事業状況の確認・分析、カスタマーサクセスまで、必要となる機能をトータルに提供する。

「データ利活用サービス」のダッシュボードの活用例