ニュース
IIJ、端末向けセキュリティサービスにWebサイトやWebサービスへのアクセスを制御・可視化する新機能を追加
ブラウザにプラグインを追加するだけでサイバー脅威から端末を保護
2025年10月2日 10:00
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は1日、クラウド型統合エンドポイントセキュリティサービス「IIJセキュアエンドポイントサービス」において、WebサイトやWebサービスへのアクセスを制御・可視化する新機能「ブラウジング保護(SecureLayer)」を提供開始すると発表した。
「IIJセキュアエンドポイントサービス」は、外部脅威の防御と内部情報の漏えいを防止するクラウド型の統合エンドポイントセキュリティサービス。端末の資産管理が行える“IT資産管理”、マルウェアの検知・隔離、端末のバックアップと復旧まで可能な“アンチウイルス”などの機能を提供している。
今回、同サービスに新たに追加された「ブラウジング保護(SecureLayer)」は、Webブラウザ経由で生じる多様なサイバー脅威から端末を保護する機能。業務で利用するブラウザ(Microsoft Edge、Chrome)に専用のプラグインを追加するだけで、さまざまなセキュリティ機能を利用できるという。
また、ブラウザ操作(ログイン・入力・コピー・ペースト等)の制御や、機密情報入力の制限、パスワード強度の可視化・管理により、情報漏えいのリスクを低減可能。画面共有時の非アクティブブラウザのぼかし表示、URLフィルタリング、クラウドアクセス制御(CASB:Cloud Access Security Broker)、ファイルアップロード制御(DLP:Data Loss Prevention)、生成AIへの機密情報入力の制限など、さまざまなセキュリティ機能も提供するとのこと。
500アカウント利用時の参考価格(税別)は、初期費用が4万2000円、月額費用は、基本料金が4万8000円、アカウント料金が20万5000円となっている。