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マクニカ、NinjaOneの自動化エンドポイント管理プラットフォームを提供

 株式会社マクニカは10日、米NinjaOneと日本で初めてディストリビューター契約を締結し、NinjaOneの自動化エンドポイント管理プラットフォームを提供開始すると発表した。

 NinjaOneは、エンドポイントの可視化、脆弱性管理、制御の自動化を提供するエンドポイント管理プラットフォーム。クラウドネイティブで、各種規模の環境におけるエンドポイント管理、パッチ適用、可視化を効率化し、生産性向上、セキュリティリスク低減、コスト削減を実現する。

 また、エンドポイント型脅威検知(EDR)製品との連携により、資産の可視化から脆弱性対応までを包括的に支援する。場所を問わずあらゆるデバイスを統合的かつ効率的に管理できる機能、他製品との高い互換性、コスト優位性を備え、大企業から中堅・中小企業やマネージドサービスプロバイダー(MSP)まで、幅広い業種・規模の企業に採用されている。

NinjaOneが提供する自動化されたエンドポイント管理プラットフォーム

 Windows、Mac、Linux、エンドユーザーデバイス、サービス、仮想プライベートネットワーク(VPN)、ネットワークデバイスを含むITインフラの集中管理と可視化を提供し、IT効率の向上、サービスレベルの向上、およびセキュリティ体制の強化を実現する。

 OSおよび6000種以上のサードパーティアプリケーションのパッチ管理を完全に自動化でき、ポリシーベースの管理により、あらゆるITワークフローの自動化を実現することで、パッチ適用を迅速化し、ソフトウェア配布やデバイス設定にかかる時間を削減する。場担当者は高度な修復機能を活用し、複雑な課題でもワンクリックで解決できる。

 マルチテナントアーキテクチャにより、小規模から大規模まであらゆる環境での管理が可能。デバイスをリアルタイムで監視し、問題発生時には自動的に技術担当者へ通知することで、迅速な対処が可能となり、エンドユーザーへの影響を最小限に抑えられる。

 クラウドネイティブかつエージェントベースで直感的に習得でき、操作も容易なため、IT部門は限られたリソースで、より多くの業務を効率的に遂行できるとしている。

 マクニカは、NinjaOneの提供を通じて、顧客のIT資産やエンドポイントを支える運用環境におけるセキュリティと効率性の向上を実現していくと説明。長年にわたりエンドポイントセキュリティやサイバーレジリエンス分野で培ってきた知見を生かし、NinjaOneの検証・導入・構築・運用まで、パートナー企業との連携のもとで、顧客の活用促進を支援するとしている。