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アシュアードの脆弱性管理クラウド「yamory」、組織階層を一元管理できる大規模組織向け機能を提供
2025年7月31日 08:30
株式会社アシュアードは30日、脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」において、大規模組織向けの「組織横断管理機能」を提供開始したと発表した。
yamoryは、ITシステムの脆弱性を自動で検知して、その管理・対策を可能にするクラウドサービス。ソフトウェアの脆弱性管理に加え、セキュリティ診断やクラウド設定管理(CSPM)を提供することで、ITシステムに必要な脆弱性対策をオールインワンで実現できるという。
今回は同サービスにおいて、グループ会社間でセキュリティ運用と管理を柔軟に分けたいという顧客企業のニーズに対応するため、親会社が子会社の契約状況やアセット運用を参照しつつ、子会社が独立した脆弱性管理運用を行える「組織横断管理機能」を提供する。
同機能では、管理組織(親会社)と標準組織(子会社)という階層的な関係を構築することにより、組織横断での情報共有と可視化を実現可能。標準組織は、自組織の脆弱性やソフトウェアの情報を独立して管理できる一方、管理組織はアセットを持たず、標準組織の契約情報とアセットを参照できるとのこと。
また、効率的なアクセスを可能にするシングルサインオン(SSO)や、IP制限によるアクセス制御、ガバナンス強化に資する監査ログといった機能が提供される。