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脆弱性管理クラウド「yamory」、アカウント連携のみで網羅的な脆弱性管理を実現する機能がAzureに対応
2025年1月27日 11:00
株式会社アシュアードは24日、脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」で提供している、クラウドアセットスキャン機能の対応範囲を拡張したと発表した。今回、新たにMicrosoft Azureの環境に対応している。
yamoryは、ITシステムの脆弱性を自動で検知して、その管理・対策を可能にするクラウドサービス。ソフトウェアの脆弱性管理に加え、セキュリティ診断やクラウド設定管理(CSPM)を提供することで、ITシステムに必要な脆弱性対策をオールインワンで実現できるという。
同サービスではこれまで、Amazon Web Services(AWS)のLinux環境において、アカウントの連携のみでAmazon EC2、ECR内のソフトウェアや設定不備の情報をまとめて取得できる「クラウドアセットスキャン機能」を提供してきた。
同機能では、クラウドアカウントとの連携のみで、クラウド上のホスト、コンテナ、ソフトウェアの構成情報をまとめて取得し、ソフトウェア資産管理の対象にすることに加え、設定情報の不備(CSPM)も検出することで、網羅的な脆弱性管理を行える点を特徴としている。
今回はこの対応範囲を拡張し、新たにMicrosoft Azureでのクラウドアセットスキャンを可能にした。これにより、AWS、Azure内のLinux、Windows Serverのいずれを利用している場合でも、アカウント連携のみでシステム全体を把握可能になったとのこと。