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脆弱性管理クラウド「yamory」、Azure管理グループを活用した組織階層型サブスクリプション管理を支援する新機能

 株式会社アシュアードは4日、脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」において、Azure管理グループ(Management Groups)を活用した組織階層型のサブスクリプション管理を支援する「Azure組織連携機能」をリリースしたと発表した。

 yamoryは、ITシステムの脆弱性を自動で検知して、その管理・対策を可能にするクラウドサービス。ソフトウェアの脆弱性管理に加え、セキュリティ診断やクラウド設定管理(CSPM)を提供することで、ITシステムに必要な脆弱性対策をオールインワンで実現できるという。

 今回はこのyamoryにおいて、Microsoft Azureの組織階層型サブスクリプション管理をより効率的に行える新機能「Azure組織連携機能」を提供開始した。アカウント連携によってシステム全体を把握可能にする「クラウドアセットスキャン機能」を活用することにより、一度のみのアカウント連携操作で、組織階層型のサブスクリプション管理が可能になったという。

 同機能では、管理グループの階層構造を利用したツリー型のサブスクリプション管理を行え、上位グループを指定するだけで、配下の複数サブスクリプションを一括連携できるので、従来の個別サブスクリプション連携と比べて、大幅な工数削減を実現するとした。

 アシュアードでは、複数のAzureサブスクリプションを管理グループで階層化していたり、事業部やプロジェクト単位でサブスクリプションを分離管理してしたりする組織や、サブスクリプション数の増加により、yamoryへの個別連携作業に時間を要している組織などでの利用に向くとしている。