ソニービズネットワークス、問い合わせ対応業務を効率化する社内向けチャットボット「Assist AI Chat Bot」

　ソニービズネットワークス株式会社は18日、法人向けICTソリューションブランド「NURO Biz」のサービスカテゴリ「NURO Biz Assist」において、生成AIを活用した社内向けチャットボットサービス「Assist AI Chat Bot」を提供開始したと発表した。

　「Assist AI Chat Bot」は、情報システム部門等に寄せられる従業員からの社内問い合わせに対して、AIが対話形式で回答・対応し、解決をサポートするサービス。AIが従業員からの問い合わせに一次対応し、窓口担当者の負担を軽減するとともに、従業員側は24時間365日いつでも即座に回答を得られるため、利便性と満足度の向上にもつながるという。

チャット画面

　また、解決できない質問は画面上で窓口担当者へエスカレーションでき、エスカレーションされた問い合わせは担当者側で一覧管理を行えるので、対応の抜け漏れを防ぎながら、効率的な運用を実現するとしている。

エスカレーションされた質問の管理画面

　さらに、AIが従業員からの問い合わせに回答できず窓口担当者が対応したエスカレーションの内容をAIが分析し、新たなナレッジとして自動でFAQを提案する機能を備えた。提案された項目をFAQとして登録することで、次回、同様の質問があった際にはAIが回答できるようになるとのこと。

FAQ作成画面

　なお、チャットボット立ち上げの際は、既存のマニュアルやドキュメントをアップロードするだけでAIが知識を拡張可能。マニュアル等のデータがない場合でも、AIとの対話やテンプレート入力で簡単にFAQを作成できるので、作業負担を抑えながら簡単に導入準備を進められるとした。