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クニエ、サプライチェーン領域の業務変革を支援する「サプライチェーン・DXイノベーションワークショップソリューション」を提供

 株式会社クニエは22日、サプライチェーン領域における変革推進を支援する新サービス「サプライチェーン・DXイノベーションワークショップソリューション」を提供開始した。

 同ソリューションは、構想策定から実行・検証に至るまでのプロセス全体を、顧客と共に創り上げる共創型のワークショップ形式で支援する。顧客自身が課題を発見し、能動的に変革へ取り組む“場”の設計を通じて、行動変容の定着と実効性のある改革を実現する。

 業界ベンチマークや他社事例と顧客固有の課題を突き合わせ、経営層・現場双方の視点からボトルネックを定量的に可視化し、対話の出発点を明確にする。

 コンサルタントが各所にヒアリングして整理するのではなく、関係部門のステークホルダーを一堂に集め、現場の生の声を共有・対話しながら、現状認識の共通化と打ち手の共創を図る。その場で方向性の合意形成まで行うことで、スピーディな意思決定を促進する。

 生成AIを用いて、関連リサーチ、ベンチマーク比較、資料作成のプロセスを高速化する。クリエイティブかつ深い議論に集中できる環境を整え、短期間で実効性のある施策立案を可能にする。

 豊富な業界知識と課題に合わせたアプローチにより、合意されたビジョンと施策を現場で実行可能なアクションに落とし込む。また、行動変容を促すフォローアップとトリガー設計を組み込むことで、持続的な改善行動を可能にする。

 Googleが推進するイノベーションカルチャープログラム「10X Innovation Culture Program」と連動し、10Xマインドセットや組織文化変革の知見をワークショップに融合することで、深く実践的な変革を支援する。

 SCM、データマネジメント、AI、業務改革、新規事業支援など、クニエ内の複数チームとクロスファンクショナルに連携し、構想策定だけで終わらない「現場で動く支援体制」を実現する。

 従来のワークショップでは時間がかかっていた情報整理やアイデア精査を、生成AIが下支えすることで、質を保ちながら高速な発散・収束サイクルを実現する。参加者のクリエイティビティを最大限に引き出し、限られた時間での高いアウトプットの創出を支援する。

 顧客の中に変革エンジンを内在化することを目的として、伴走支援ではなく“共に創る”スタイルを徹底し、プロジェクト後も自走的に改革を継続できる仕組みを提供する。

「サプライチェーン・DXイノベーションワークショップソリューション」概要