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住友電工情報システムの「楽々WorkflowII Ver.8.4」、入力内容に応じた画面項目の動的制御をノーコードで可能に
2025年7月22日 10:00
住友電工情報システム株式会社は18日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」の新版「同 Ver.8.4.0.0」を販売開始したと発表した。
楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現する電子承認・電子決裁システム。短期間で利用を開始したい企業から、ERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したい企業まで、幅広く利用できる柔軟性を備えているという。
この楽々WorkflowIIのフォーム構築において、利用者の入力内容に応じた入力項目の入力可/不可や表示/非表示を動的に切り替える制御を行うためには、JavaScriptによるコーディングを実装する必要があったが、今回より、プログラミングの知識がない利用者でも、ノーコードで簡単に設定可能になった。
例えば出張旅費申請において、受取方法に現金が選択されると、振込先を入力不可または非表示にする処理をノーコードで設定できる。この設定により、項目はあるが入力できないことを明示したり、不要な入力項目を非表示にしたりできるため、利用者が迷わずに適切なデータを入力可能になるとしている。
また新版では、パスワードの暗号化機能が強化された。楽々WorkflowIIでは、以前からパスワードを暗号化してデータベースに保管していたが、今回は、パスワードのSHAハッシュ関数による暗号化に対応している。