BBIXとトナミシステムソリューションズがネットワークサービス「OCX」で協業、北陸・富山エリアにOCXの接続拠点を開設

　BBIX株式会社は30日、トナミシステムソリューションズ株式会社と、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange（以下、OCX）」で協業契約を締結したと発表した。この協業契約に基づき、BBIXはトナミシステムソリューションズの北陸・富山エリアに、OCXの接続拠点を7月1日に開設する。

　OCXは、BBIXとBBIX子会社のBBSakura Networks株式会社（以下、BBSakura）が共同提供するクラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティ、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を、顧客へオンデマンドに提供する。

　トナミシステムソリューションズは、総合物流企業であるトナミホールディングスグループのIT部門として、物流のノウハウとIT技術を融合し、物流・流通分野を中心に多様なニーズに応えるソリューションを提供している。また、ISP事業では「コーラルネット」のブランド名で、社会インフラとして不可欠な通信サービスを展開し、インターネット接続環境を通じて地域社会と企業活動を支えている。さらに、顧客の課題に寄り添いながら、ITインフラの整備、業務改善支援、システムの構築・運用保守まで一貫して対応し、多様化・高度化するビジネス環境において、ITパートナーとしてソリューションを創出し続けている。

　両社は、BBIXのネットワークソリューションと、トナミシステムソリューションズのクラウド・通信サービスの連携により、ネットワークインフラは大きく進化すると説明。パブリッククラウドや全国のOCX接続拠点、インターネット、SaaSとの閉域接続が可能となり、自治体、教育機関、エンタープライズなど、あらゆる現場で高セキュリティかつ柔軟な接続環境を実現するとしている。さらに、OCXによって構築されるこの基盤が、新たな事業機会を生み出す土台となり、次なるビジネス展開の可能性を大きく広げるとしている。

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