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東京システムハウス、台湾SYSCOMのIT監視製品「NExpert」を日本市場向けに提供

 東京システムハウス株式会社(TSH)は17日、台湾SYSCOM Computer Engineering(以下、SYSCOM)と協業し、IT監視プラットフォーム「NExpert」を日本市場向けに提供開始すると発表した。

 「NExpert」は、ルーター、無線LANアクセスポイント、ファイアウォールなどのネットワーク機器やサーバー、複合機など、企業内の多様なIT機器を監視するプラットフォーム。さまざまなメーカーのIT機器に対応しているため、1つのプラットフォームで企業内のIT機器を一元的に監視できる点がメリットで、IT機器監視のコストを削減し、監視業務の効率を向上させることが可能とした。

 製品では、集中監視用のダッシュボードが提供されるほか、機器の性能、回線負荷、ネットワーク伝送品質などをリアルタイムに監視し、メールやSMSなどを通じてデバイスの異常を即座に把握することもできる。

 なお、「NExpert」はすでにさまざまな業界で利用されており、特に台湾では、高いサービスレベルが求められる金融・保険業界、政府機関、IT企業などに多数導入されているとのことだ。