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SCSK、企業の健康経営を支援する「Uwell:健康経営支援パッケージ」を提供

 SCSK株式会社は5日、企業の健康経営を支援する「Uwell:健康経営支援パッケージ」を提供開始した。

 健康経営は、従業員の健康管理を経営戦略として捉えるとともに、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげる、人的資本経営の土台となる取り組み。

 SCSKは、同社が10年以上にわたり継続してきた健康経営の経験知をもとに2025年度に提供開始した「Uwell:健康サーベイ」を皮切りに、健康経営支援サービスを進めてきた。2025年度のサーベイ回答者(約4万人)のデータを分析した結果、パフォーマンス発揮度に最も影響を与える要因は「主観的健康観」「セルフケア」「生活習慣」であることが確認できたという。

 一方で、健康経営を実践する企業担当者との意見交換を通じて、「経営陣の関与度が低い」「健康施策が長続きしない」「参加者に偏りがある(無関心層を巻き込めない)」といった本質的な課題が浮き彫りになっていると説明。そこで、SCSKが持つ経験知をひもとき、健康経営アドバイザーがノウハウやコツ、つまずきポイントを踏まえたアドバイスを提供する「Uwell:健康経営相談チケット」をサービス化し、さらに以前から提供してきたサービスを顧客が使いやすいパッケージ形式として用意した。

 ヘルスリテラシーの向上といった直接的な改善対応のほか、PDCAサイクルの構築、従業員の行動変容を促す制度や施策の設計支援など、各種サービスと組み合わせ、「Uwell:健康経営支援パッケージ」として提供する。

 「Uwell:健康経営支援パッケージ」は、健康経営度調査などの回答アドバイスから、制度やルールの構築、課題の可視化、データ分析、推進体制構築まで、顧客のニーズに合わせた支援をすることで、顧客企業の人的資本価値を最大化するサービス。

 サービスのうち「健康経営相談チケット(健康経営度調査票回答アドバイス)」は、60分の相談チケットを4枚、8枚、12枚で提供し、SCSKの健康経営アドバイザーが対応する。「制度設計支援」は、施策浸透、経営者や従業員の巻き込みなど、制度や施策の設計を支援する。

 「データ分析」は、健康診断結果、ストレスチェック(集団分析)などを組み合わせ、データ分析を通じてデータドリブンな健康経営を支援する。「教育支援(人材育成)」は、健康経営の原理原則の理解から実践的な学びまで、自社内で継続的に健康経営を推進できる体制を構築するための研修コンテンツを提供する。

 また、「Uwell:健康経営支援パッケージ」の最大の特徴は、調査票への回答代行ではなく、現場の行動変容や自律的な文化としての定着を目的に対応することだと説明。SCSKは、長時間労働が常識であったIT業界において、「顧客に迷惑がかかる」といった現場の混乱や反発に対して、「健康を害した上で得られる売り上げにどれだけの価値があるのか」という経営トップの覚悟を伝えるとともに、削減した残業代を社員に全額還元するなどの独自のインセンティブ設計を構築し、対応してきたという。

 サービスでは、この10年以上にわたる試行錯誤で培った「実践と浸透」のノウハウを提供し、企業が自走できるように「良きパートナー」として徹底的に伴走するとしている。

 SCSKは、「Uwell:健康経営支援パッケージ」を通じて、人的資本経営における土台である健康経営の実践・浸透を支援する。また、これまでの実績に基づいた改善アドバイスや伴走支援のほか、SCSKが提供する「PROACTIVE」と連携し、人的資本経営における非財務データの可視化やサステナビリティ情報の開示を実現することで、データドリブンな健康経営を支援していくとしている。