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インテル、最大15コアのハイエンドサーバー向けCPU「Xeon E7 v2」

 インテル株式会社は19日、x86サーバー向けとしては最上位となるCPU「Xeon E7-8800/4800/2800 v2」(以下、Xeon E7 v2シリーズ)を発表した。Ivy Bridge-EXのコード名で開発されてきた製品で、最大15コアを内蔵する。

 Xeon E7 v2シリーズは、「Xeon E7 8800/4800/2800(開発コード名:Westmere-EX)」の後継となるCPU製品。性能が最大2倍に向上したほか、メモリ容量が3倍に、I/O性能が4倍になるなど、各種性能が強化されている。また、信頼性を向上させるためのRAS機能も強化され、インテル Run Sureテクノロジーとして提供される。

 製造プロセスルールは22nm、最大15コア(2.8GHz)のモデルが用意された。ラインアップは、8ソケットサーバー向けのXeon E7-8800 v2シリーズが8製品、4ソケット向けのXeon E7-4800 v2シリーズが8製品、2ソケット向けのXeon E7-2800 v2シリーズが4製品。サードパーティ製のノードコントローラを利用すれば、8ソケットを超えるサーバーも実現できる。最大メモリ容量は12TB(8ソケットの場合)で、1600MHz DDR3に対応した。

Xeon E7 v2シリーズのラインアップ
Westmere-EXとの比較

石井 一志