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電通、AIコンセプト開発ソリューション「AIQQQ Studio」をリニューアル
2025年5月13日 16:39
株式会社電通は12日、2024年2月から提供してきたAIコンセプト開発ソリューション「AIQQQ Studio」を大幅に刷新し、進化版として本格提供を開始すると発表した。
刷新では、新たに独自開発したAIブレストシステム「AIQQQ FLASH」とAIペルソナシステム「AIQQQ TALK」を搭載し、これらのシステムを活用したワークショッププログラム「AIQQQ SESSION」の提供が可能になった。これにより、事業やサービスのアイデア創出からコンセプト開発までのプロセスを高度化した。
AIQQQ FLASHは、電通が長年培ってきたクリエイティブな思考法と膨大なデータを学習したAIの活用により、斬新なアイデアを高速生成するAIブレストシステム。この独自AIの活用により、従来のAIでは難しかった既成概念にとらわれないアイデアを生み出す。
AIQQQ TALKは、電通独自の生活者データを活用して、顧客ペルソナをリアルに再現するAIペルソナシステム。これにより、実際の顧客にインタビューしているかのような、質の高い顧客反応のシミュレーションを行える。
AIQQQ SESSIONは、AIQQQ FLASHとAIQQQ TALKを活用したワークショッププログラム。アイデア生成から検証、ブラッシュアップまでを約1カ月で集中的に行い、AIペルソナとともに数百ものアイデアを検討することで、短期間で質の高いコンセプト開発を実現する。
AIQQQ SESSIONには、新規事業や新商品コンセプトの開発を行う「AIQQQ SESSION for Innovation」、研究開発部門などが持つ要素技術をもとに、ユースケースアイデアを開発する「AIQQQ SESSION for R&D」、コミュニケーションターゲット・コンセプト・施策アイデアを開発する「AIQQQ SESSION for IMC」の各メニューを用意している。